イタリア料理店の種類2
『店の種類の名称あれこれ』
日本の飲食店に、うどん屋やおでん屋、角打うち(立ち飲み屋)などがあるように、イタリア料理の店の呼び名もいろいろある。よく見かけるのは、次のようなものだ。
■スパゲッテリア Spaghetteria:スパゲッティ屋
■エノテーカ(エノテカ)Enoteca:酒屋、ワイン屋
■バーカロ(バカロ)Bacaro:気さくな居酒屋(ヴェネト地方)
■ベットラBettola:居酒屋
『店名でよく見かける名称と意味』
■クチーナ(クッチーナ)Cucina:料理、台所
■カーサCasa:家
■ヴィーノVino:ワイン
■ヴィノテカVinoteca:ヴィーノVino +エノテーカEnoteca
『席料コペルトCperto について』
正統派のイタリア料理店では、席料コペルトCopertoが課せられることが多い。これに含まれるものは主に、テーブルパンやストゥッツィキーノ(おつまみ)、クロスのクリーニング代など。金額は店によって異なるが、500 ~1000円くらい。日本でいうお通し代といったところだ。ディナーコースではコペルトを含んだ料金を提示する店も多い。
| 東京書籍 (著:岸 朝子) 「イタリアン手帳」 JLogosID : 8541002 |