【カクテル手帳】テキーラベース >
マタドール


"マタドールとは「闘牛士」の意味。闘牛士の中でも最後に牛にとどめを刺す正闘牛士のみがマタドールの称号を得られる。闘牛といえば、国技としているスペインのイメージが強いが、スペイン統治の長かったメキシコでも人気の高いスポーツで、メキシコシティには2つの闘牛場がある。その一つ「プラザ・デ・メヒコ」は世界最大規模で、収容人数は約5万人。
牛と命がけの闘いをするマタドール、その名が付けられたカクテルとはどんなに荒々しい味がするのかと思うが、パイナップルジュースの甘みと酸味が効いた、フルーティーな飲み口である。しかし、この心地よい味の底に、闘牛士の情熱を秘めている…かも。
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![]() | 東京書籍 (著:上田 和男) 「カクテル手帳」 JLogosID : 8539001 |