【カクテル手帳】ブランデーベース >
フレンチコネクション


"1971年公開の映画『フレンチ・コネクション』にちなんで名付けられたというカクテル。麻薬密輸組織の逮捕劇を描いたこの物語は、実在したニューヨーク市警の刑事2人の実話をベースにしており、刑事ドラマの傑作として名高い。
さてカクテルはと言うと、カーチェイスシーンの激しさで知られる映画とは趣が異なり、実にまったりとした味わい。ブランデーの芳醇な香りにアマレットのもつアーモンドのアロマが加わり、何とも華やかな芳香がグラスから立ち上る。深みのある甘口で、食後の一杯に最適だ。ゆっくりとグラスを傾けながら、アクション映画を鑑賞するのもいいだろう。
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![]() | 東京書籍 (著:上田 和男) 「カクテル手帳」 JLogosID : 8538937 |