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村上茶
【むらかみちゃ】
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![村上茶](../img/d017/75_f.jpg)
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日本におけるお茶の経済的栽培地の北限は、新潟県の村上市と茨城県の大子町を結ぶ線です。したがって、村上市で生産される村上茶は、まさに日本北限のお茶です。
年間平均気温が11℃、冬が長く、積雪の多いこの地のお茶は、日照時間が短い分、渋みの成分であるタンニンが少なく、まろやかな味わいになるのが特長です。
村上茶は元和6年(1620年)から栽培されており、樹齢も長く、長期間の自然交配でできた混合茶樹は独特の力強さを感じます。高温のお湯で淹れても滋味を楽しめます。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504051 |