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白川茶
【しらかわちゃ】
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![白川茶](../img/d017/76_f.jpg)
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白川茶は、飛騨川の支流である白川、赤川の傾斜面で栽培されている、生産量の少ない高級茶です。
同産地は標高が600mという高地で、土壌は赤土、朝には霧が立ち込め、ほどよい陽光があるという、茶栽培の適地で、非常に良質の茶葉が育ちます。とくに芽吹く時期は昼夜の温度差が大きく、穏やかに香りと旨みを蓄えた茶葉は、冴えた濃緑色となって出荷されます。
軽やかな香りには、どこか懐かしさが感じられ、口に含むとまろやかな甘みがあり、後から火入れの香ばしさが広がる高品質のお茶です。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504052 |