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藤枝茶
【ふじえだちゃ】


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藤枝茶は、茶商の町として有名な藤枝市の北部、朝比奈川沿いの地域と、標高500mの高草山を背にする山麓周辺に産地が広がっています。
この周辺は、冬も温暖で穏やかな晴天の日が続く気候で、お茶の栽培にとても適した土地です。そのため江戸時代より茶樹が栽培され、江戸末期以降には、お茶の一大集散地として栄えました。
藤枝茶は、芽が出てまもない、やわらかな茶葉を丁寧に揉んで製茶されます。若芽の豊かな香りと甘みが、ほどよい渋みにバランスよく調和し、非常にまろやかな飲み口です。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504054 |