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シャングリラ
【しゃんぐりら】


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ヒマラヤ山脈の麓の国、ネパールの東部国境付近は、インドのダージリン地方と隣接しており、紅茶通には知られた高品質な茶の産地です。シャングリラ、カンヤム(イラム)などが代表的ですが、生産量が少ない上に、ほとんどがヨーロッパに輸出されるため、日本では非常に希少な銘柄です。
写真はシャングリラのセカンドフラッシュ。味わいはダージリンに似ており、芳醇なマスカットのような香りと甘み、上品で刺激的なパンジェンシー(渋み)が特長の貴重な紅茶です。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504039 |