【喫茶手帳】紅茶 >
ユンナン
【ゆんなん】


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雲南紅茶は、チャノキそのものの原産地ともいわれる中国雲南省の西部から南部の高地で生産される、中国紅茶の代表格の一つです。品種はアッサム種に近い雲南大葉種で、その葉を中国伝統の製法で時間と手間をかけて仕上げるため、雲南工夫紅茶とも、また鮮やかな紅の水色が特長のため、てん紅とも呼ばれます。
写真はゴールデンチップの混じる最高級品。中国紅茶の中では比較的渋みがありますが、フルーティーな香りと、後に残るまろやかな甘みが特長で、ヨーロッパではキームンに並び人気があります。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504041 |