【喫茶手帳】コーヒー >
インド
【いんど】


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茶(紅茶)の生産で有名なインドは、コーヒーの生産も古く、大航海時代には同国産コーヒーが「モンスーンコーヒー」の名でヨーロッパの貴族たちに珍重されたといわれます。
主産地は、茶が北部の高地であるのに対して、コーヒーはカルナタカ、ケララ、タミルナドの南部3州で、アラビカ種もロブスタ種もほぼ同量生産しています。上写真は良質なアラビカ種で、インドらしいスパイシーな香りと苦みが特長です。
ちなみに本場インドの飲み方は、豆は浅煎り、ミルクと砂糖はたっぷりのチャイに似たスタイルです。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504027 |