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パプアニューギニア
【ぱぷあにゅーぎにあ】


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パプアニューギニアは、ニューギニア島の東部(西部はインドネシア)を中心にした群島国家で、良質なコーヒーの産地であることは、コーヒー通たちによく知られています。
同国が他のアジアのコーヒー生産国と大きく違う点は、ジャマイカのブルーマウンテン地区からティピカ種(アラビカ種の一種)の苗木を移植したことです。とくにゴロカ、マウントハーゲンなどの産地は有名で、ブルーマウンテンに似た繊細な甘い香りと優れた酸味が特長のコーヒーを産出します。デリケートな種のため、豆は非常に丁寧に育てられます。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504026 |