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つぶがい

つぶがい

ごつごつと肩肘の張った堅い殻は、太い武骨な紡錘形。その殻にこれだけ繊細な身が隠れているのは、まさに海のシンデレラ=灰かむり姫といったところ。函館や札幌の街角で、丸ごとあるいは身だけを串に刺して醤油で焼く「つぶ焼き」の匂いに、鼻をひくひくさせたことのある人も多いだろう
噛むさえ楽しいこりこりの身はうっすら甘く、やがてかすかな磯の香りが鼻孔をかすめて逃げてゆく。野卑なところは微塵もなく、さすが「姫」の名に恥じない。ちなみに「つぶ」と称される巻貝は多く、つぶ焼きにはいろいろな種類が使われているようだ




東京書籍 (著:坂本一男)
「すし手帳」
JLogosID : 8003079

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 東京書籍「すし手帳」

出版社:東京書籍[link]
編集:坂本一男
価格:1,512
収録数:90貫
サイズ:15.8x9x0.8cm(-)
発売日:2008年8月
ISBN:978-4487802371

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