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しろえび

しろえび

深い藍色の海に育ち、地元では「藍甕に棲む深海の宝石」と称される。透きとおった淡いピンクの肢体は、英名にあるg l a s sどおり、脆く繊細なガラス細工そのままだ。市場に流通するほどの漁獲があるのは、世界でも富山湾だけという。
殻をむけば小指半分ほどの小さなえびだから、身を何匹分も一緒に軍艦にのせて、上にちょん下ろし生姜をあしらう。白い透明な身はほのかな甘さを閉じ込めてすがすがしく、まるで季節そのものを味わうかのよう。初夏のシラエビ漁は、ホタルイカ漁とともに富山湾の風物詩としてられる




東京書籍 (著:坂本一男)
「すし手帳」
JLogosID : 8003058

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 東京書籍「すし手帳」

出版社:東京書籍[link]
編集:坂本一男
価格:1,512
収録数:90貫
サイズ:15.8x9x0.8cm(-)
発売日:2008年8月
ISBN:978-4487802371

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