MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

すし手帳お魚雑学 >

コラム2

コラム2

坂本先生の「お魚雑学」

江戸前とは

だんだん広くなった「江戸前」の海

江戸前ずしは、もともと江戸前すなわち江戸の前の海で獲れた魚介類を使ったすしのことですが、この江戸前とは当初、どのあたりを指していたのでしょうか。
文政2年(1819)の魚河岸の肴問屋から肴役所への答書に、「江戸前」とは「品川洲崎一番杭と深川洲崎松棒杭とを見通した陸側の海」という文言があります(「中央区史」中央区役所、1958)。この深川?品川が最も狭いものです。また、明治生まれのある漁業者は、「東は中川の延長線の澪と、西は品川宿からお台場をつらねた北側の海」(中川?品川)を、先祖代々江戸前と呼んできたといいます(「東京湾の歴史」高橋在久編、1993)。
最近では、東京湾内湾(富津岬から観音崎)で獲れた魚介類をすべて「江戸前」と、多くの人は考えているようです




東京書籍 (著:坂本一男)
「すし手帳」
JLogosID : 8003044

この辞典の個別アプリ

すし手帳
すし通必携。 94貫収録。 1貫1貫を丁寧に撮影した握りの写真、素材の魚についての解説・薀蓄など、すし通のための完璧なデータがつまったアプリ。

【辞典内Top3】 きす(酢〆)  すみいか  むつ  
【関連コンテンツ】

関連辞書

焼肉手帳 日本酒手帳 焼酎手帳 ワイン手帳 カクテル手帳 洋酒手帳 喫茶手帳 

関連書籍

 東京書籍「すし手帳」

出版社:東京書籍[link]
編集:坂本一男
価格:1,512
収録数:90貫
サイズ:15.8x9x0.8cm(-)
発売日:2008年8月
ISBN:978-4487802371

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト