【焼肉手帳】合鴨肉 > 正肉・内臓
鴨皮
【かもかわ】


淡く澄んだピンクがしっとりした上質の脂を期待させる、ももの皮を刺したひと串。
鴨は、皮下の脂肪層が厚いのが特徴だ。しかもその脂肪には、人間が体内で合成できない一価不飽和脂肪酸のオレイン酸はじめ、必須脂肪酸のリノール酸、α-リノレン酸など、血中コレステロール値を下げる働きをする脂肪酸が多く含まれている。ありがたい。
脂っぽいようで脂っぽくなく、食感はぱりぱりで味は深い。生醤油で焼いた鴨皮は、まるで北京ダック。皮の歯切れ、広がる脂。両者が合わさって、甘さが口にゼイタクに広がる。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015156 |