【焼肉手帳】合鴨肉 > 正肉・内臓
フォアグラ
【ふぉあぐら】


フランス語でフォアは肝臓、グラは「肥大した、太った」の意だから、これは鴨の肝臓というより、鴨の脂肪肝(組織が脂肪に置き換えられた肝臓)といったほうがわかりが早い。もちろん病気としてのそれではなく、鴨やガチョウに強制的に餌を食べさせて作られる、人工的な脂肪肝だ。古代ローマ人の創案といわれ、その歴史は古い。トリュフやキャビアと並んで、世界三大珍味の一つに数えられている。
写真は本場のフランス産。味は鶏の白ぎもとほとんど区別がつかないが、外側にわずかに歯ごたえがある。濃厚でとろけるお味をポン酢で。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015158 |