【焼肉手帳】馬肉 > 正肉・内臓
特選ひも
【とくせんひも】


背中の左右に各1本ずつ、ロースに近接して走る長い紐状の肉。銀座こじま屋では焼きのみだが、熊本では刺身で食べるのが普通。
「ロースひも」の別称にふさわしく、澄んだピンクの肉と純白の脂の混じり具合の美しさに、焼く前から思わずのどが鳴るほど。さっと炙って口に含めば、期待どおりの味にまたまたのどが鳴る。わずかに脂が勝るものの、肉とのバランスを損なうほどではなく、むしろこの部位の肉特有の上品な味わいを引き立てている。歯ごたえも見た目よりずっとしっかりしていて、食べた誰もが納得するひと品。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015092 |