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まるちょう
【まるちょう】


脂身の多い和牛の小腸を、裂かずに筒のまま、外側を内側でくるむように裏返しにしたもの。裏返してからしっかり水洗いして、たっぷりの湯で15~20分間、完全に火が通るまでボイルする。これを食べやすいひと口サイズに切り分ければ、丸い腸=まるちょうです。
裏返すことで外側の脂が内側に包み込まれるため、独特の食感と味が生まれる。歯ごたえむにむに・ぷるぷるの腸壁を除けば、ほとんど脂そのものといってよく、その甘いこと。持ち味を生かすには遠火でじっくり焼くのがいい。コラーゲンたっぷりの美肌の味方。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015047 |