【焼肉手帳】豚肉 > 基礎知識
この肉ってどこの肉?
【このにくってどこのにく?】

豚肉の主な部位は、以下の7種類に分けられる(東京都中央卸売市場食肉市場、食肉小売品質基準による)。
①肩(豚肩)
図の左端、L字型の部分。ウデともいう。よく運動し、赤身が多い
②肩ロース(豚肩ロース)
肩の上の焦げ茶色の部分。肉の肌理は細かく、豚肉特有のこくがある
③ロース(豚ロース)
肌理はさらに細かく、やわらかい
④ヒレ(豚ヒレ)
脂肪は少なくやわらかく、1頭からわずかしか取れない稀少な部位
⑤バラ(豚バラ)
肩バラ(豚バラより少し前方の部分)と豚バラを合わせていう。脂と赤身が層をなしている三枚肉は上級品。肉質はやわらかい
⑥もも(豚もも)
豚ももの下半分、内ももとしんたまをいう。代表的な赤身部位
⑦外もも
豚ももの上半分。やや硬めながらあっさりした赤身肉
牛に比べて体が小さく、各部位とも均質な豚の肉には、牛肉ほどのバリエーションはない。味の多彩さより、肉の質を味わいたい。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015049 |