【焼肉手帳】牛肉 > 内臓
ハツ
【はつ】


いうまでもなく心臓のこと。見た目がレバーに似たハツを見かけることがあるが、品質的には、美しい赤身の周囲に濁りのない白い脂の層があるもの(「あぶしん」と呼ぶ)が最上質という。
筋繊維が細かいため歯切れはやさしく、さっくさくの歯ざわり。身そのものには脂も匂いも少なく、味は淡泊だから老若を問わず好まれるが、じつは意外にこくも食べごたえもある。
ビタミンB1・B2・E、たんぱく質やタウリン、鉄分を多く含む。不眠や冷え性などを改善する効果のほか、美容にもいいことから女性に人気だ。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015035 |