【暦の雑学事典】5章 季語と年中行事の雑学 > 文月
雷
【かみなり】

二十四節気の小暑(七月七日頃)の頃が梅雨明けとなることが多い。梅雨明け近くには、梅雨前線の動きが活発化して、局地的に集中豪雨をもたらしたり、落雷があったりする。いわゆる梅雨明けの雷である。
梅雨前線が日本列島から離れて停滞する年は、雨の少ない空梅雨となる。文字どおり水無月(旧暦六月の異称)となり、田水は涸れあがり水飢饉が深刻化する。
![]() | 日本実業出版社 (著:吉岡 安之) 「暦の雑学事典」 JLogosID : 5040147 |