【暦の雑学事典】5章 季語と年中行事の雑学 > 文月
四万六千日
【しまんろくせんにち】

縁日とはもともと仏教用語?
観音の縁日である七月一〇日のこと。この日に参詣すれば、四万六千日参詣したことと同じ功徳があるとされ、東京・浅草寺などには多くの人々が参詣する。鬼灯市は四万六千日に立つ市である。縁日とは神仏と衆生が縁を結ぶ日という意味。毎月定例の縁日としては次のようなものがある。
・五日/水天宮
・八日、一二日/薬師
・一三日/虚空蔵
・一六日(一月、七月)/閻魔
・一八日/観音
・二一日/弘法大師
・二四日/地蔵
・二五日/天満宮
・二八日/不動尊
![]() | 日本実業出版社 (著:吉岡 安之) 「暦の雑学事典」 JLogosID : 5040148 |