【東洋医学のしくみ】1章 東洋医学の概略と必要性 >
メディシナルハーブ
【めでぃしなるはーぶ】

煎じる、浸出液にするといった漢方薬と似た使用法のほか、チンキ剤や浸出オイル、パップ剤などでハーブを利用するものです。
中国の伝統医学ほどの歴史はないものの、植物の医薬への利用はヨーロッパでも古くから行われてきました。中世には「ハーブ医学」が確立して、ハーバリストと呼ばれる薬草学者が活躍していました。近代になって化学的に合成された医薬品の台頭で衰退してしまいましたが、自然回帰の世界的風潮を受けて、再び脚光を浴びてきています。
![]() | 日本実業出版社 (著:関口善太) 「東洋医学のしくみ」 JLogosID : 5030036 |