【東洋医学のしくみ】1章 東洋医学の概略と必要性 >
アロマセラピー
【あろませらぴー】
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植物の花、葉、果皮、種子、樹皮、樹脂などから抽出した「精油(エッセンシャルオイル)」と呼ぶ芳香成分のエキスを利用して、心身のトラブル解消に役立てようという療法です。香りを部屋にくゆらせる芳香浴のほか、入浴剤、湿布、オイルマッサージなどの利用方法があります。
近年、日本では愛好家が増加しているようですが、まだまだ「女性好みの趣味」というとらえ方の域を出ていません。しかし、本場ともいえるイギリスにはアロマセラピストと呼ばれる訓練を積んだ専門家が多数存在し、日常的に往診や治療を行うなど、伝統的療法として広く一般に認知されています。
![]() | 日本実業出版社 (著:関口善太) 「東洋医学のしくみ」 JLogosID : 5030035 |