【5つ星駅弁空弁】和歌山県 > 和歌山駅
小鯛雀寿し
【こだいすずめずし】

江戸年代に起源を持つ、桜色の上品な和歌山名物

和歌山市と淡路島の間に横たわる紀淡海峡で獲れた、チャリコ(小鯛)を使う雀寿司は、江戸時代からの和歌山市名物。市内にはその雀寿司を出す味処も多いが、中でも明治31年(1898)創業の和歌山水了軒が手がけるこの駅弁は、寿司屋にも引けをとらない味と言われるほどの人気商品である。
新鮮な小鯛の酢締め半身を丸ごと使い、ふっくら握って尾をぴんと張った形に仕上げているのが特徴。雀に似ているのが由来という雀寿司の名に恥じず、瑞々しく光る淡い桜色も華やかで、品さえ漂う。合わせ酢の味加減や締め加減、酢飯とのバランスも絶妙。醤油なしでも美味しく味わえる。
【問い合わせ先】
和歌山水了軒(わかやますいりょうけん)
電話:073-475-6150
住所:和歌山県和歌山市太田394-4
【買える場所】
和歌山駅売店(ホーム、構内)、特急「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」「くろしお」車内/通年販売
価格:2250円(最新価格はご確認ください)
![]() | 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567389 |