【全国五つ星の手土産】北海道・東北 > 岩手県
あめせんべい[志賀煎餅]
【あめせんべい】

香ばしい南部煎餅で
麦芽糖の水飴をサンド
![あめせんべい[志賀煎餅]](../img/d054/temiyage28.jpg)
大正15年(1926)に和菓子店として創業し、戦後まもなくの昭和20年に南部煎餅の専門店に。良い煎餅を作るため原料にこだわりつづけ、今では名店として知られる存在となった。小麦は、噛めば噛むほど麦本来の味がし、最も旨みがあるといわれる地元岩手の南部産を使う。少しの火加減の差で焦げてしまうほど焼き方が難しい地粉だが、長く食べても飽きることがない名麦である。
オーソドックスな上胡麻の南部煎餅をはじめ、落花生、胡麻バターなど煎餅の種類は豊富。中でも人気があるのは、あめせんべい。昔ながらの透き通った麦芽糖を南部煎餅でサンドしたもので、水飴と香ばしい煎餅を一緒に味わえることからクセになる食感だとの評も。飴がとけてしまうため、10月~4月下旬の寒い時期に限り販売していることから「幻の煎餅」ともウワサされている。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071627 |