【東京五つ星の中国料理】中国料理 > 港区
中華 うずまき
【ちゅうか うずまき】
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季節を野菜で実感する一皿
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「おいしさの中にも楽しみを感じる一皿」を目指して平成19年に開店した。毎朝築地市場で仕入れる野菜や魚によって内容が頻繁に変わるため、メニューは手書きの黒板のみ。とことん旬の食材にこだわる姿勢がうかがえる。
自慢の料理は豚肉の肩ロースを使った黒すぶた(上掲写真)。見た目は濃厚そうだが、意外にさっぱりとして、サクッとした豚肉の歯ごたえや脂の旨みもしっかり味わえる一品だ。付け合わせの野菜にも注目したい。レンコンと銀杏が実に秋らしいふくよかな味を演出している。これが冬には百合根、春には小タマネギ、初夏はバナナなどに変わるというから、楽しみは広がる。
左ページのいろいろ野菜炒めにしても、万願寺唐辛子やかぐら南蛮、緑竹、錦糸瓜など珍しい野菜が盛りだくさん。季節の移り変わりを目と舌で満喫したい。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071123 |