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旬のうまい魚を知る本 >

▼山陰では少しずつ人気上昇中

ザコエビが実力ほど評価されないのは、その見てくれにもある。甘エビに比べて太めでずんぐりむっくり。甘エビが鮮やかな朱色なのに、淡茶色の体はドロエビの地方名どおり、全体に汚れているように見える。目は円らどころか、なきにひとしい。
それやこれやで、これまでザコエビは市場で見向きもされなかった。数年前に山陰のある漁村で、漁協の組合長からこう打ち明けられたことがある。「いつまでも松葉ガニが名物では資源の減少が心配だ。それで次はこのエビを売り出したい。甘エビよりうまいから、浜では人気があるんだよ」。ストーブの上で水揚げしたばかりザコエビ素焼きにして、それを肴に杯を傾けながら話したこともあり、きっとじきに人気が出てくると正直思ったものだ。
数年後に再びたずねると、案の定ザコエビの人気は少しずつだけど上昇中で、組合長はしてやったりの表情だった。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070527


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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