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旬のうまい魚を知る本 >

▼壺からイイダコを取り出す漁師の秘技

壺の中にイイダコがはいっていると、漁師は手カギの先でイイダコのカラス(口)をちょんちょんと軽く叩く。壺の底にへばりついていたイイダコは、どういうわけかこれをやられると、あわてて(と思えるほど素速く)這い出してくる。それを生簀に放り投げる。生簀の中には、なぜかバベと呼ぶ木の枝がはいっている。「こうしておくとイイダコ隠れることができるので、たがいにけんかをしないからな。枝を入れておかないと、小さなやつが大きなイイダコの胴の付け根に足を突っ込んで殺してしまう。小さいと足も細いから、相手の体にはいりやすいんじゃろう」。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070242


【辞典内Top3】 ▼ハタハタの卵を「ブリコ」と呼ぶわけ  ▼壺からイイダコを取り出す漁師の秘技  ▼箱眼鏡で海底をのぞいてとるから「め突き漁」  
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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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