【旬のうまい魚を知る本】 >
▼タコを食べる国は日本やイタリアなど少数派

タコの種類は多く、世界には200種類以上、日本近海だけでも30種類以上が生息している。それなのに多くの国で食用にされていない。あの姿を思い浮かべると食欲がわかないのだろう。タコを食べるのは日本のほか、イタリアやスペイン、ギリシャ、東南アジア諸国、韓国などと数少ない。日本ではタコのつく言葉にいい意味はない。タコ部屋、タコ入道、タコ踊り、タコ足配線…。会社が利益のないのにムリに配当することをタコ配という。飢えたタコが自分の足を食べることからきている。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070154 |