【旬のうまい魚を知る本】 >
▼伊豆半島ではバショウイカと呼ぶ

胴の周囲にひれ(耳)を持ち、それをあおぐようにして泳ぐことからアオリイカの名がある。伊豆半島では形が芭蕉の葉に似ていることから、バショウイカの通り名がある。九州ではミズイカといったり、初夏から盛夏にかけて海藻に産卵することからモイカと呼ばれたりする。能登半島ではクツイカ、あるいはクチイカという。大きくて靴の形に似ているからといわれるが、語源ははっきりしない。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070067 |