ナンバリング
【なんばりんぐ】
「下り」は奇数、「上り」は偶数の法則
飛行機や新幹線などの交通機関の便名は、下りが奇数で、下りが偶数、つまり、東京から各地に向かう便名はすべて奇数番号、逆に地方から東京へ向かう便名には偶数番号がつけられていることにお気づきだろうか。たとえば、東京の羽田空港から大阪の伊丹空港に向かう飛行機は、日本航空(JAL)の場合、朝一番のフライトから、一〇一便、一〇三便、一〇七便……と続く。また、羽田発青森行きのフライトも、一二〇一便、一二〇三便、一二〇五便と続き、最終の一二一一便まですべて奇数番号だ。逆に青森発東京行きの便は、一二〇〇便、一二〇二便、一二〇四便という具合に便名に偶数番号がついている。これは、どの航空会社でも同じである。飛行機だけではなく、東海道新幹線「ひかり」や「こだま」も、東京を起点に下りがすべて奇数番号であり、上りは偶数番号になっている。「明日はJAL一〇二便で大阪に出張だ」などといって浮気相手に会いに行くというようなことをすれば、簡単にウソを見破られてしまうので注意。
| 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全2」 JLogosID : 14820652 |