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雑学大全2地理 > 国・島・都市

南極大陸
【なんきょくたいりく】

大航海時代以前の地図に、なぜ南極大陸が描かれているのか?

一面を氷に覆われているだけの南極に大陸があるということを人類が知ったのは、一七〇〇年代後半、イギリス人J・クックによる航海によってである。しかし、彼の周航によって南極海域への航海や漁船の往航は増えたものの、まだ陸地としての認識は薄かった。確実に大陸の存在が確認されるには、さらに時代が下り、一九世紀前半まで待たなければならなかった。ここから南極探検の歴史がはじまり、湾や入り江などの地形が確認されていったのである。それなのに、一六世紀につくられた地図には、すでに南極大陸の存在がしっかり描かれているのである。その地図とは、トルコのイスタンブールにあるトプカプ宮殿に保存されていた通称「ピリ・レイスの地図」である。一九二九年に発見されたものであるが、オスマン帝国の海軍提督ピリ・イブン・ハジ・ムハーンメドが一五一三年に作成したことが記されていたので、提督を意味する「レイス」をつけて、そう称されている。トプカプ宮殿で発見された地図は、二枚の羊皮紙に描かれたもので、そのうちの一枚にスペインと西アフリカから南アメリカ一帯が描かれていた。そして、なんとそのなかには、はっきり南極とわかる海岸線も描かれているのだ。現在の地名でいえば、ウェッデル海からクインモード・ランドにかけて海岸線である。存在が確認される以前にピリ提督が南極大陸を描くことができたのは、さらに先人の作成した地図を参考にしたからだが、その先人というのが、なんとギリシアのアレクサンドロス大王の時代、紀元前四世紀に二〇枚の地図を作成した人たちである。古代文明では天文学が発達していたことが知られているものの、彼らがどうやって南極の存在を知り得たのかはいまだに謎である




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820649

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編集:東京雑学研究会
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発売日:2004年8月
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