【雑学大全2】 >
賞味期限
【しょうみきげん】

「なるべくお早めに」とは、何日ぐらいのこと?
食品の注意書きには、「開封後はなるべくお早めにお召し上がりください」とよく書かれてある。プリンやヨーグルトなどのデザートなどはもちろん、結構日持ちしそうな塩辛の瓶詰めなどにも書いてあるが、この「なるべくお早めに」とは、どれくらいの日数をいっているのだろう。実際には厚生労働省に問い合わせてみたところ、残念ながら法的に具体的な日数は決められていないという。そこで、食品ごとにメーカーに問い合わせてみると、大まかな目安としては、ケーキなどは一日以内、ヨーグルトやハムは二?三日以内、カップデザートは三日以内程度が目安で、ナチュラルチーズは一週間以内、プロセスチーズは一〇日以内が適当とのことである。納豆などは、一週間ほどは大丈夫だが、タレなどをかけた場合はその日のうちに食べてほしいとのことである。いちばん長かったのは塩辛で、大体三カ月は大丈夫であるとのことだった。しかしこれらは、どの食品でも、開封後はあくまで再度ラップなどで密閉をしてから、さらに冷蔵庫に保管した上での日数である。開けてしまったら早く食べきってしまったほうがいいことだけは確実である。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全2」 JLogosID : 14820424 |