告白
【こくはく】
データでわかった!告白を成功させる三つの方法
好きな人への告白は、誰しも青春の一コマになっているものだが、これから、という人には朗報がある。告白の成功率を高める方法を研究し発表してくれた親切な先生がいるのだ。北海道の高校生一五八人と大学生二〇七人を対象に恋愛告白調査をおこなった北星学園大学の栗林克匡氏である。氏の調査で浮き彫りになった告白成功の秘訣は二つだ。その一、知り合ってから三カ月以内に、すばやく何でもいいので二人だけの行動を経験して、午後六時から午後一一時の間に告白すること。これが最も成功率が高い告白の仕方であるようだ。その二、男性が女性に告白する場合、告白が成功しやすい月は一一月。女性の多くは一二月の「クリスマス」を意識するから、毎年その時期が近くなってくると、「クリスマスの夜を一人で過ごすなんて絶対にいや!」とばかりに、そわそわしてくる。その心理を利用すると成功率は高くなるという。そして、これは栗林氏の説ではなく俗説だが、その三、女性が男性に告白する場合は、雨の日にすべし。告白と一口にいっても、緊張はするし不安だし、なかなか勇気が出せないものだが、雨の日なら少しはそれが楽になるらしい。ある調査によれば、雨の日は人の気持ちを落ち着かせてくれるマイナスイオンが多く出ているのだという。だから、必要以上に緊張せずに自分の思いを伝えることができるというのだ。また、雨の日は当然湿気が多いので、それが女性の味方となる。水分があればあるほど肌は潤って見えるので、化粧ののりもよく、いつもより美しく見えるという。まさに、恵みの雨、なのである。
| 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全2」 JLogosID : 14820313 |