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サルティンボッカ

仔牛肉と生ハムを重ねて、“ 口に飛び込む” ローマ郷土料理

サルティンボッカ

ローマの有名な郷土料理。直接の意味は、salto(サルト)が「飛ぶ」、bocca(ボッカ)が「口」、in(イン)が「~の中に」で、合わせて「口に飛び込む」。さっと作ってさっと食べられるから、この名がついたといわれている。あっさりした仔牛の内モモ肉の薄切りに生ハムを重ね、小麦粉をまぶしてソテーする。風味豊かな生ハムと、間に挟んだセージ大きなポイント。火を通しすぎずにさっと仕上げた肉は思いのほかやわらかく、食べ応えも十分だ。

合わせるソースはさまざまだが、写真はシンプルソース・ヴァン・ブランsauce vin blanc。肉汁に白ワインバター合わせるフランス料理でおなじみのソースだが、イタリア料理にもよく登場する。ちなみに、生ハムを重ねず薄切り肉をソテーしたものは、スカロッピーネScaloppine。




東京書籍 (著:岸 朝子)
「イタリアン手帳」
JLogosID : 8541090

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 東京書籍「イタリアン手帳」

出版社:東京書籍[link]
編集:岸 朝子
価格:1,512
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発売日:
ISBN:978-4487804054

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