【カクテル手帳】リキュールベース >

グラスホッパー

"淡いペパーミントグリーンの色合いから、英語で「バッタ」を意味する名前が冠されている。チョコレートリキュールとも呼ばれるクレームドカカオとフレッシュクリームの甘くとろりとした食感の中に爽やかなミントの風味が広がり、チョコミントアイスを食べているような心地。食後にぴったりのカクテルだ。

伊坂幸太郎氏の同名小説を思い出す人も多いだろうが、この作品にカクテルは登場しない。しかし、同氏の『魔王』にはグラスホッパーが出てくる。別の小説で同じ登場人物が現れたり、他作品のエピソードが挿入されたりと、小説間でリンクがあるのも同氏作品の魅力。カクテル片手に読書と洒落こむのもいい。
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東京書籍 (著:上田 和男) 「カクテル手帳」 JLogosID : 8539010