【カクテル手帳】ジンベース >
グリーンアラスカ


"「アラスカ」のシャルトリューズを、ジョーヌからヴェールに替えるとこのカクテルになる。緑色のシャルトリューズ・ヴェールは、ジョーヌよりもスパイシーでハーブの香味が強く、アルコール度数も高い。したがってグリーン・アラスカは、アラスカよりもさらに清冽で刺激的な味わいだ。キリッとした辛口の、強いお酒が好きな人に向く一杯である。
アラスカといえばアメリカの州の一つであるが、ロシア領だったアラスカをアメリカが購入したのは1867年、州に昇格したのは1959年だ。このカクテルが創作された1920年頃は、ゴールドラッシュで人々が流入したのち、街が形成されていった時代である。
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![]() | 東京書籍 (著:上田 和男) 「カクテル手帳」 JLogosID : 8538940 |