晴耕雨讀
【せいこううどく】
【芋】<鹿児島県>
流されず、しがみつかず
独自の世界観で芋の可能性を追求
【希望小売価格】720ml 1430円 1.8l 2640円
【度数】25%
【原料】芋(黄金千貫)、米
【麹菌】米麹(白)
【蒸留方式】常圧
名のごとく、日々の生活に潤いを添えるような一本。しっかり味があるのに、軽やかな飲み口で飲み飽きない。ロックもいけるが、湯割りでいっそう芋の香りがふくらむ。
【タイプ】リッチ
【香味】シンプル--□□■□□□□-複雑
[ストレート]○[ロック]◎[水割り]○[お湯割り]◎
薩摩半島の南端、東シナ海を望む小さな町の蔵で、「焼酎は常に人々の中にあって、労働と共にある」との精神を引き継いで酒造りを続けてきた。庶民に愛されるものこそを造りたい、という真摯な姿勢を持った蔵元で、地元では知られていたが、その名が広まったのは、この「晴耕雨讀」の存在が大きい。「決して万人受けするような焼酎ではない」とも言うが、バランスよくやわらかい味わいで多くのファンを持つ。
伝統の技術に加え、米焼酎をわずかにブレンドする新手法で、主張しすぎる芋のクセを抑えて風味を上げ、貯蔵熟成の期間を長くしてまろやかな風味を生み出し、それまでの芋焼酎のイメ-ジを覆した。
【蔵元】(有)佐多宗二商店
0993-38-1121
鹿児島県南九州市頴娃町別府4910
明治41年(1908)年創業
| 東京書籍 (著:監修:SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)) 「焼酎手帳」 JLogosID : 8538531 |