月の中
【つきんなか】
【芋】<宮崎県>
新鮮な芋だけで造られた
旨さが際立つ希少な一品
【希望小売価格】720ml 1500円 1.8l 2900円
【度数】25%
【原料】芋(黄金千貫)
【麹菌】米麹(白)
【蒸留方式】常圧
強さを主張しない絶妙な芋の甘味が魅力。ほのぼのとした昔懐かしい味わいで、飲み飽きない。ストレ-トでよし、ロックでよし、お湯割りもまたいい万能型だ。
【タイプ】リッチ
【香味】シンプル--□□□■□□□-複雑
[ストレート]◎[ロック]◎[水割り]○[お湯割り]◎
宮崎県中央部の田園地帯にある、明治中期に創業した老舗蔵元。「こだわりは別にない」というが、収穫したばかりの国産芋しか使わず、仕込みの朝に使う分だけを契約農家から購入。コストは嵩んでも、良質な焼酎を造ろうとの信念が昔からの伝統である。家族経営の小さな蔵元で、生産量は年間芋焼酎200石、麦焼酎60石ほど。その芋を代表するのが「月の中」だ。
口にすると芋の甘味が舌を包み込むような優しい味わいが特徴。旨さと少量生産から、焼酎ファンに「幻の一品」とも呼ばれる。ちなみに、蔵のある地はかつて月見の名所だったことから、月中の地名で呼ばれたところ。銘柄名はこれに由来する。
【蔵元】岩倉酒造場
0983-44-5017
宮崎県西都市下三財7945
明治23年(1890)創業
| 東京書籍 (著:監修:SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)) 「焼酎手帳」 JLogosID : 8538506 |