【喫茶手帳】ハーブティー >
マロウ(ブルー)
【まろう(ぶるー)】


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ティーにすると空気中の酸素やレモン汁などの酸に反応して色が変わるマロウの品種は、変種を含めると千種を超えるといわれます。ハーブティーでは、青から桜色に変化するマロウブルー(コモンマロウ)と、黒から赤へと変化するマロウブラック(ブラックマロウ)がよく用いられます。
モナコのグレース・ケリー王妃が愛したハーブとしても有名で、幻想的に色が移り変わるさまは、まさに「夜明け」を連想させてくれます。
味はクセがなく、それでいて薬効は高く、とくに粘膜を保護する効果があるため、愛煙家にはお勧めです。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504109 |