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マリーゴールド
【まりーごーるど】


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古代エジプトの時代から皮膚病の薬草として知られるマリーゴールドとは、私たちもよく知っているキンセンカのことで、もともとはカレンデュラという名前の植物です。教会などでいつも聖母マリアに捧げられた花なので、いつしか「聖母マリアの黄金の花=Mary's Gold」と呼ばれるようになったといわれます。
胃の炎症などを抑える抗炎症作用や、血液の循環をよくする効果などが知られ、風邪の予防にはお勧めのハーブです。花特有の苦みが少しあるので、蜂蜜などを加えるのがよいでしょう。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504108 |