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安渓黄金桂
【あんけいおうごんけい】


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安渓市では、鉄観音種をはじめ、様々な品種の茶樹が栽培されていますが、なかでも黄金桂が作られる黄たんという早芽種は、年に何度も茶葉を摘むことができます。そのため黄金桂は、庶民的なお茶として親しまれていますが、そのキンモクセイのようなフルーティーな香りは奥深く、味もさっぱりと飲みやすく、高級茶に劣らない味わいです。
このお茶は、ほかの青茶に比べると発酵度がやや低めです。飲みやすいのはそのためもあります。その名が示す通り、水色は黄金色で、「金の烏龍茶」の別称があります。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504076 |