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凍頂烏龍茶
【とうちょううーろんちゃ】


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凍頂烏龍茶は台湾の代表的な青茶で、現在は台湾各地が産地となっていますが、もともとは南投県西南部の鹿谷郷にある凍頂山が故郷です。名前は寒そうな山ですが、実際には一年中温暖で、茶樹の生育には適した気候です。茶樹は福建省の武夷山から移植されたものですが、現在は様々な新しい品種が作られています。
青茶の中でも発酵度が25%程度と低いのが特徴で、そのため爽やかで軽やかなクチナシの花のような甘い「清香」が生まれます。国際的にも非常に評価の高いお茶です。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504078 |