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伊勢茶
【いせちゃ】
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かぶせ茶とは、茶摘み前の1週間ほどの間、茶樹に覆いを掛けて育てたお茶をいいます。同様の被覆栽培をする玉露、碾茶よりも遮光期間が短いのが特長です。
三重県では、このかぶせ茶が鈴鹿山麓の北勢地域で多く生産され、全国一の生産量を誇ります。茶葉は、覆うことにより旨み成分を増し、渋み成分を減らし、独特の「かぶせ香(覆い香)」と称する青のりのような香りを持ちます。
なお、三重県はこのかぶせ茶のほか、主に深蒸し煎茶を生産しており、全国第3位の茶の生産量を誇ります。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504057 |