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ラプサンスーチョン
【らぷさんすーちょん】
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![ラプサンスーチョン](../img/d017/61_f.jpg)
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中国福建省が産んだ世界的フレーバーティー、ラプサンスーチョンは、中国語では正山小種。正山は同省の景勝地で有名な武夷山を意味し、もともとは半発酵の武夷岩茶(烏龍茶の一種。)を全発酵にし、乾燥させる前に松の枝(もともとは龍眼などの果物)を燃やした煙で燻すという独特の製法で作られます。
独特の薫香がありますが、後味は甘く、クセになる味わいです。燻蒸により茶葉は黒いですが、水色が鮮やかな橙色なのも特長的です。なお、アールグレイは、同茶から創案されたともいわれています。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504042 |