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マンデリン
【まんでりん】


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インドネシアが生産するコーヒーは、ロブスタ種が9割を占めます。アラビカ種は、主にスマトラ島、スラウェシ島、ジャワ島の高地でのみ栽培され、その量は全体の1割程度しかありません。
その貴重なアラビカ種の一つ、マンデリンは、スマトラ島の高地で生産される良質なコーヒーで、強い苦みとコク、独特の芳醇な香りが特長です。ブルーマウンテンが登場するまでは、世界一ともいわれていました。先住民族のマンデリン族に由来する名前は日本独自の呼称で、一般的には「スマトラ」と呼びます。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504022 |