【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓
もみじ
【もみじ】


鶏の足のひら(足裏)の、肉球がついている部分をいう。もみじの名は足の形から。ここまで41本の串でご紹介のように、こうしてかんむりからもみじ=頭のてっぺんから足の裏まで残すところなく利用し尽くし、また食べ尽くしてこそ、命を与えてくれた鶏への供養になろうというもの。合掌。
脂肪はないが、こりこりの食感は豚足に似ていなくもない。見た目ほど淡泊ではなく。やわらかい噛み心地の奥に、わずかに独特のクセがひそんでいる。生醤油で焼く。煮込んでゼラチン質を賞味する中国料理はよく知られている。この串1本が4羽分。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015152 |