【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓
かんむり
【かんむり】


むつかしくいうと鶏冠、つまり鶏の頭頂部にある肉質の冠状突起。平たくいえば、とさかのこと。雄鳥が特に発達しているのはご存じのとおり。細菌の侵入を防ぐことと併せて、保水力が高く、肌の潤いを保つ効能があるヒアルロン酸がたっぷりだ。
歯ざわりはねっとりと脂のよう。噛めばむにゅっ、ぷりっとしたモツっぽい歯ごたえのなかに、微かな匂いを含んでいる。見た目を超えたねっとり感と味の深さを、大根おろしとポン酢で楽しみたい。この串1本が6羽分。コラーゲンのカタマリみたいなものだから、食べた翌日は肌がつるっつる!?
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015148 |