【焼肉手帳】牛肉 > 正肉
内もも
【うちもも】


後ろ脚のつけ根の内側部分、いくつかの筋肉が集まった、大きなかたまりの赤身肉をいう。牛肉の各部位のなかでもっとも脂肪が少なく、肌理はやや粗いがやわらかい。全体に大味で風味に乏しいとされるものの、焼肉から煮込み料理まで利用範囲は広く、ほとんどの牛肉料理に使われている。薄切りにしてステーキやローストビーフ、牛カツなどに。刺身、叩き、しゃぶしゃぶなどにも向いている。
噛みしめても脂を感じさせることはほとんどなく、弾力のあるしっかりした?み心地が、いかにも肉らしくていい。これこそ肉のカタマリ。たれで。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015025 |