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暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 長月

長月
【ながつき】

 旧暦九月の異称。『日本書紀』『万葉集』では、九月と書いてナガツキと読ませている。ナガツキの語源としては、夜がだんだんと長くなるからとするヨナガ(夜長)月説が古くから信じられてきた。しかし、「夜昼の数はみそぢにあまらぬを など長月といひはじめけむ」(凡河内躬恒)という歌が『拾遺集』に載っている。これは一か月の日数が三〇日を超えることがないのに、なぜ長月というのかと疑問を呈した歌だから、夜が長くなるから長月という理解は、それほど一般的ではなかったことがわかる。稲が実りを迎えるであることから、江戸時代の賀茂真淵はイナカリ(稲刈)月説、本居宣長はイナアガリ(稲熟)月説を唱えている。




日本実業出版社 (著:吉岡 安之)
「暦の雑学事典」
JLogosID : 5040161


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 日本実業出版社「暦の雑学事典」

出版社:日本実業出版社[link]
編集:吉岡 安之
価格:1,404
収録数:198
サイズ:18x13x1.8cm(-)
発売日:1999年12月
ISBN:978-4534030214

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